私は、約12年間、大分県宇佐市内の総合病院の理学療法士として従事してきました。

病院勤務時代は急性期・回復期病棟で計10年間の勤務経験後に約2年間、要介護状態にある在宅利用者様に対し、

訪問リハビリテーションを提供してまいりました。
　さて、弊社が事業拠点としている大分県宇佐市、豊後高田市の現状に目を向けると高齢化率が

それぞれ36.5％、39.２％（令和元年10月現在）であり、これは大分県全体の高齢化率（32.9％）や全国の高齢化率（28.1％）と比較しても非常に高い数字となっています。一方で、要介護状態である高齢者の在宅生活を支える訪問看護師のマンパワーは不足しており、必要な在宅医療が届けられていない状況です。

　そういった状況に鑑み、セラピストと看護師が連携を図りながら、「支援を必要としている利用者様に

必要な医療・介護サービスを必要なだけ提供できる事業所を作りたい」と思った事が、

この事業を立ち上げたいと思うきっかけとなりました。
幸い、旧知の看護師に私の想いに賛同していただき、令和3年4月1日に「訪問看護ステーションえにし」を

開業する事が出来ました。
社号と事業所名の「縁（えにし）」は古くからのご縁、これからのご縁を末永く紡いでいきたいという思いが

込められています。
ご縁によって繋がった一人ひとりの利用者様の生活に寄り添いながら、必要な訪問看護サービスを提供していきます。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社 縁　代表取締役
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　訪問看護ステーション えにし　理学療法士
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤 幸喜